新しい業務は、たいていその場所について調べることから始まります。地形・水系・植生・歴史・交通・法規制etc.
以前は図書館や市役所などに行って資料をかき集めるのが定番でしたが、最近では、まずはインターネットで…というのが当たり前に。まさかこんなに便利な時代がくるなんて。
●特に恩恵に預かっているのは、国土交通省国土地理院の地図サイト。
・地理院地図(電子国土WEB):標準地図だけでなく年代別航空写真や色別標高図、宅地利用動向など。レイヤーたくさん。昨年から3D表示もできるようになりました。
●さらに、環境省自然環境局の生物多様性情報センターのサイト。
これだけの自然環境情報をWEBで公開してくれるとは有り難い限り。
・自然環境調査の一覧:こんなに調査項目があります。
・自然環境情報提供GISシステム:KMLデータとshapeデータがあります。
・植生調査(第6回~):お目当ての場所の二次メッシュをクリックすると、現存植生図(scale 1/25000 または1/50000)のJPEGファイル、PDFファイル、GISデータ(シェイプファイル)がダウンロードできます。
ちなみにGoogle Earth上に、上記GISの植生データを表示したらこんな感じに。クリックすると群集・群落ごとに概要も見られて便利です。
●さらにさらに、埼玉大学教育学部 人文地理学研究室 谷 謙二先生による時系列地形図閲覧サイト。
・今昔マップon the web:1896年以降の古地図が現在のグーグルマップ上に表示できて、土地利用変遷が瞬時に分かる。すばらしい。時の経つのを忘れます。。。
●最後に、gridscapes.netさんによる
・東京地形地図:東京とはいえ、川崎市も含まれていて感激。この毛細血管のような「川だけ地図」もいつか重ねてみたい。
↓わが町の地名「細山」って標高121mの立派な山なんだ!
以上、日々進化する地図情報(の一部)でした。