IKEA立川オープンから1年半。外構植栽の秋の景が気になり久しぶりに来訪。
青に黄色いサインが見えてきた!と思ったら隣地のフェンス内でもそもそと動く物体が・・・
ヤギさんでした!!今、大流行中のヤギの除草のようです。
調べてみると・・・地元ではとても有名&癒しキャラのよう。
木陰でのんびり。。。15頭でこの広さ、結構大変そうですね。。。
本題のIKEA立川は・・・植物は少しずつ成長し根付いてきているようです。
IKEA立川オープンから1年半。外構植栽の秋の景が気になり久しぶりに来訪。
青に黄色いサインが見えてきた!と思ったら隣地のフェンス内でもそもそと動く物体が・・・
ヤギさんでした!!今、大流行中のヤギの除草のようです。
調べてみると・・・地元ではとても有名&癒しキャラのよう。
木陰でのんびり。。。15頭でこの広さ、結構大変そうですね。。。
本題のIKEA立川は・・・植物は少しずつ成長し根付いてきているようです。
1ヶ月ほど前に20数年ぶりに東京ディズニーランドに行ってきました。子連れにて。。
子供にとっては、小学生でディズニーランドデビュー、とは若干遅咲きでしょうか。親である私が、なんとなくテーマパークというものが苦手で、割と近くのサンリオピューロランドですら連れて行ってないという…。
Wikipediaを見ると全国にテーマパークってこんなにたくさんあるのですね。「かつて存在したテーマパーク」というまとめも痛々しい…倉敷チボリとか長崎オランダ村とか…ほとんど2000~2010年の間に破綻していることがわかります。
さて、そんな明暗分かれるテーマパークの中でも、常にハイレベルな運営を維持している東京ディズニーランドなので、若干(かなり?)仕事目線を持ちつつ入園。
マップ>>
…と、入った瞬間からその演出力にやられました。
ゴミひとつない手入れの行き届いた園内、テーマごとの作り込み、控えめなサイン・自販機、気持ちの良いキャスト(スタッフ)の対応、そして何よりも生き生きとした植栽!
↓ワールドバザールを抜けて広がる風景。平面を見ると中心となるシンデレラ城に向かって遠近法がとられているため、求心性がより強められているのでしょう。両側はオリーブの並木で演出。
「ランドスケープデザインNo.65(2009年4月号)」の特集『テーマパークに学ぶランドスケープ・マネジメント』によると、7つのテーマランドは舞台となる国・地域がそれぞれ設定されているのですが、日本との気候帯の違いにより、単純にその国の植物を導入して表現することはできません。そこで、日本の植物も含め、各テーマランドにふさわしい植物を選び出し再構成しているそうです。たとえば南国の森を表現するアドベンチャーランドにはモウソウチクやビワ、ヤブラン、ツワブキなど、和のイメージが強い植物も効果的に導入されているのです。
また、臨海埋立地という潮風害や寒害を受けやすい特殊環境を克服するために、外周に高さ約4mのバーム(汀段)を設けるとともに、スプリンクラーによる塩分洗浄を徹底することで植物を塩害から守っているのだそうです。
↓こちらはウエスタンリバー鉄道からの風景。シカはもちろんフェイクです。クロマツもなぜか馴染んでいて、この奥行きのある人形-緑-水-緑-人形の構成がすばらしい。
↓これもウエスタンランド。この護岸の森にはアメリカフウやカエデ類が多用されているようです。秋・冬のシーンも見てみたい。
池の水も設備が見えないように程よく濁らせているのだそうです。抜かりない演出…
↓ロビンソン一家がたどり着いた無人島。という設定。手前の巨木は擬木です… 足元にある花木はセンダンでしょうか。こんな所で出会えるとは!
↓遊び心満載のトゥーンタウン。このカイヅカイブキの巻き巻き刈り込み、子供も大うけ。
↓一歩間違うと下品になりがちな原色の花壇ですが、絶妙なバランス。一つ一つの花壇に年間計画(フラワーカレンダー)があるそうです。
また、なぜか園内には全体案内サインが見当たらず、みんな地図を片手に散策することになります。でも、わからなかったらキャストに聞けば親切に答えてくれる、という安心感があるのでクレームにはつながらないのでしょうね。
↓方向感覚を失っても、たいていシンデレラ城が見えるというのも迷子になりにくい要因かもしれません。
アトラクションに何度もつき合わされフラフラしながらも、印象的なシーンを撮影していたら、あっという間に夕暮れに。また違う季節に来ようと決意した一日でした。
※こんな本もありました。
江戸東京博物館で開催中の「花開く江戸の園芸」展に行ってきました。
昨秋の緑化フェアTOKYOの浜離宮恩賜庭園会場で展示された「庭園都市 江戸・東京館」の内容をパワーアップさせた感じで、ぐいぐい江戸園芸の世界に惹き込まれました!
イギリスの植物学者、ロバート・フォーチュンが江戸時代に訪日した時に感じた花を愛でる日本の国民性に対する驚きからはじまり、将軍から庶民まで植物を生活や行事に欠かせないものとして取り入れていた様子、万年青や朝顔など武士が愛した奇品の数々、そこから発展していった江戸園芸三花(朝顔・花菖蒲・菊)と、どれもが美しい図版等によってストーリー作られていました。
中でも、なるほどーと思ったのは「第二章 普及する植木鉢と高まる園芸熱」で、「植木鉢」の普及が庶民へ園芸文化を広めていったという視点。
植木鉢は植物の運搬を容易にし、販売と栽培の両面からそれまでの園芸のありかたに大きな変化をもたらしていった。すなわち、植木鉢が植物の「販売」や「購入」を可能にし、それを契機に園芸植物が商品として(売るためのものとして)改良され、文化の発展につながったということだ。
お祭りや行事にも植木鉢が装飾ツールとして手軽に取り入れられたり、家の内外に陳列させたりして、より身近なものとして将軍から庶民にまで浸透していく様子が伝わってきました。
開館20周年を迎えた江戸東京博物館で、江戸時代の園芸文化を取り扱ったのは、意外にもこれが初めてなんだそうです。これからもっと江戸園芸や庭園について取り上げてもらえたらうれしいです。
・・・と望んでいる人はたっくさんいるはず!
7月23日に報告後、今朝で全部の種類の変化朝顔が咲きました!
↑こちらがQ623の出物、お名前は、青抱柳葉 青采咲牡丹(たぶん…最初が葉の特徴、後ろが花の特徴)
繊細できれいー。一番のお気に入りです。
↓こちらがQ623の親木の青抱並葉 青筒白丸咲(再登場)。確かに色は一緒ですね。
↓こちらがQ478の出物、黄握爪龍葉茶覆輪風鈴獅子咲牡丹 かな?自信ないな… ここまでくると、縮れすぎちゃって、大丈夫?枯れてない?みたいな感じです…
↓こちらも同じくQ478。出物か親木か分からず…黄抱並葉 茶吹雪なのかな?「茶」とはいえ渋いピンクがすてきです。
↓7/23にはQ478の出物!って書いちゃったけど、親木だったのかな。黄抱並葉 覆輪丸咲?
…拾い読みばっかりしているから、曖昧さ満載の報告でした(汗)
※「花開く江戸の園芸」に一番上の写真を送ったら早速アップされていました。
http://www.edo-engei.jp/asagao/
続々と集まっていて楽しすぎ!
7/7にご紹介した変化朝顔がついに咲きました。
一番咲きは一昨日の21日、Q623の親木でした。目の覚めるような青紫色。アサガオってこんなに美しかったっけ…と見入ってしまうほど。
そして2番目に咲いたのは今朝、Q478の出物でした!!
バラのような八重のピンク色。
いやー感動的。
これから違う色・形の花が続々と咲くと思うと、毎朝が楽しみ。
息子の小学校から持って帰ってきた朝顔とともに観察続きの今年の夏。
杉並区民の頃、区民農園に4年(2期)連続で当たったことがある。かなりの倍率なので、2期連続は結構ラッキーだったようだ。ただ、2~3km家から離れていたこともありお手入れは週1ペースで、夏の時期はあっという間に草ボーボー、キュウリやズッキーニは超巨大化(汗)…隣の区画のベテランさんにずいぶん助けられたものだ。
そんなズボラな私でもやって良かったと思うことはたくさんある。野菜の作り方の基本が覚えられたこと。旬の野菜に敏感になったこと。子供が獲れたての味を覚えたことetc…
震災による放射能問題などもあり、3年のブランクができてしまったけど、今年再び野菜作りにチャレンジ。玄関前に少し日の当たる場所があったので今度は自宅で、まずはトマトとキュウリから。
やはり近いが一番。水やりも雑草取りもこまめにできるし、何よりも採れたてを朝の食卓に出せるヨロコビ。
調子に乗ってこの連休には、フェイジョア(アポロ)、ブルーベリー(ラビットアイ系のホームベルとティフブルー)、ブラックベリーの苗も植えてみた。
さてさてこれからエディブルガーデンはどうなることやら…
ここ数年、パンフレット作成や展示用パネル製作などの紙ベースの仕事をやる機会が増えてきた。もちろんカラー版が多く、いつもなんとなく自分の感覚で色を決めてはいるものの、イマイチ納得がいかないことが多い。
そんな時に出会ったのがこの、おばらつかささんという方のまとめた、
「ノンデザイナーのための配色理論」
このスライドは、ホームページ制作を対象とした流れだけど、紙の場合も当てはまることが多い。
「混色系よりも、人間の知覚に合った顕色系(色相・彩度・明度)で色を選ぶ!」とか、
「RGB空間は彩度が高すぎるから気をつけよ!」とか、
「同一調和・類似調和・対比調和・スプリットコメンタリーなどのメジャーな選び方を知っとく!」とか、基本がほとんどない私は深く納得。
さらに、この方で検索したらこんなのもありました。
「色を変えれば、その資料はもっと伝わる」って、なんて今の私にぴったりなんでしょ。
おおむね前者のスライドと流れは一緒だけど、こちらは面積と色との関係にも触れていて、これも深く納得。
そういえばこの考え方は、植物のデザインにも当てはまる節がある。
同一調和だと無難だけどちょっとさみしい。
対比調和だとなんだか小学校の花壇みたい。でもすこーしだけ補色になる花を入れるとぐっと引き締まる。
もちろん植物には、季節や適合する生育環境などその他色々な条件が絡んでくるのだけど、魅せたい時期があってそれに照準を合わせるのであれば、この配色理論はとても参考になるな、と。
まあ、WEBでも紙面でも庭でも、見るのは人間なので美しいバランスを共通に感じるのは当然と言えば当然ですね。
今年の5月に知り合いから変化朝顔の種をいただいた。
朝顔には、花の色や大きさを楽しむ「大輪朝顔」と、形の変化を楽しむ「変化朝顔」に大別されるのだが、特にこの色や形などの”突然変異”を愛でる「変化朝顔」は、江戸後期に熱狂的なブームが巻き起こっていたそうだ。交配を重ねて、思いがけない花、変な花が咲くと、「出たー。きもい~。でもかわい~!」みたいな感じだったのか…。
明治に入ってブームは下火になったものの、昭和初期に入ると美の極致と呼ばれるような変化朝顔が交配によって作り出され、今では九州大学大学院 理学研究院 生物科学部門 染色体機能学研究室
がその複雑な系統保存を行っているとのこと。ホームページを見ると何やらものすごく奥の深い世界。。。
系統番号が一つ一つついていて、「種の売却は禁止、譲渡の場合は系統番号を伝えなくてはいけない。」のだそうだ。
…で、私が戴いた種は「Q478」と「Q623」で大学のリストから「(正木/出物)表現型 親木表現型, 遺伝子型, 花色, 備考, 起源」を 抜粋すると↓こんな感じ。なんだか文字化けしたかのよう…
Q478・・・黄立田爪龍葉茶覆輪管弁獅子咲牡丹/黄握爪龍葉茶覆輪風鈴獅子咲牡丹, 黄抱並葉茶吹雪/覆輪丸咲, y1 cm1 mf1 dg; fe m1 dp; mg dy a3-Bz/a3-Mr, 茶覆輪, 立田獅子牡丹出る。吹雪・覆輪未固定, 06土橋(変化朝顔研究会)黄葉鳩羽色 406獅子 04-3; QX652 07-3
Q623・・・青抱(獅子)柳葉青采咲牡丹, 青抱並葉青筒白丸咲, ; m-w fe dp; tw, 青 筒白, 弱い獅子柳系統。咲き方は切れ込みの不規則な采咲
5月に蒔いた変化朝顔の今の様子↓(2013.07.06撮影)。白いポットがQ478、黒いポットがQ623。5粒+5粒いただいて、4粒+5粒が順調に生育中!
なんだかすっかり咲く前から変化朝顔のとりこになっている自分…
そんな中、江戸東京博物館で7月30日から「花開く江戸の園芸」展が始まるとの情報をゲット。
「この展覧会では、花や緑に親しむ人びとが描かれた浮世絵や屏風、現代と変わらない技術が満載の園芸書、丹精を込めて育てた自慢のひと鉢が描かれた刷物などを通して、平和な時代に花開いた江戸時代の園芸文化を紹介します。」とのこと。
ホームページを読み進めると、「変化朝顔栽培コンテスト」があると一番後ろに書いてあるではないですか。これは出すでしょう。8月10日までに咲いてくれるといいなー。