2003.3 東京都恩賜上野動物園広告施設デザインコンペティション (実施コンペ:最優秀賞)
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主催:
東京都恩賜上野動物園環境デザイン委員会

コンペ開催の経緯


恩賜上野動物園では景観と調和した案内サイン等のリニューアル整備を行うために、園内に企業広告を掲示し、その協賛金を整備費として活用することに決定した。 ( PFI の導入)
この計画推進にあたり「上野動物園環境デザイン委員会」を設立し、動物園にふさわしい広告施設のデザイン募集を目的とした「上野動物園広告施設デザインコンペティション」を実施した。
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計画提案


  1. 企業広告と自然保護広告の見える方向を整理する ※
  2. フレームデザインを消す (広告だけが浮かぶイメージ)
  3. 子供の視線を広告で遮らない


※前提条件:
企業広告と自然保護広告を掲載面の1/2ずつ配置


上記3点から、
強化合せガラスの構造体を提案し、

上部:広告スペース
下部:市民参加スペース(動物や子供の写真掲示)
とした。


●設置箇所
広告ボード:指定4箇所より2箇所自由選択(2タイプデザイン)
アドポスト :バードハウス前に1箇所限定
解説版  :パンダ・ペンギン等、園内10箇所に設置(デザインは共通)

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●広告ボードA
入口と出口の間にガラスボードを5分割に設置
入口方向からは自然保護広告、 出口方向からは企業広告が見える
トイレ目隠しとしても機能

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●広告ボードD
フェンス沿いに屏風折りに設置
行きがけは自然保護広告、帰りがけは企業広告が見える

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●アドポスト
園路の真ん中に六角形の塔を設置
外側は自然保護広告、内側は企業広告 が見える
360度企業広告に囲まれる感覚は不思議な魅力となる

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●動物解説版
ガラス下部に視野角制御シートを挟み、解説版に近づくと企業広告はぼやけ、動物解説だけがはっきり見えるようになる

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●表門入口広場改修イメージ
現況では管理施設が点在し分かりにくい上、まとまった休憩広場が整備されていない
そのため入口右側に管理施設を集約させ緑豊かな入口広場を創出する提案を行った

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構造協力等:Arup Japan:与那嶺 仁志/日本板硝子D&Gシステム(株):松延 晋

 
○参 考(東京都ホームページより抜粋)
●コンペ参加者数
参加登録 54件
説明会参加 40件
第一次審査課題提出 26件
第一次審査 5作品を選出
第二次審査  5作品から最優秀作品を決定

●実施主体  
東京都恩賜上野動物園環境デザイン委員会  
構成:恩賜上野動物園・(財)東京動物園協会  
顧問:東京藝術大学助教授ほか

●審査委員  
蓮見智幸(東京藝術大学助教授)
  横川昇二(環境デザイナー)  
齋藤 勝(財団法人 東京動物園協会理事長)  
住吉泰男(東京都建設局公園計画担当部長)  
菅谷 博(東京都恩賜上野動物園長)

●第一次審査で選出された作品提案者
(株)エフアンドエフ
(株)景環技術
(株)ケイエムディ
(株)電通(五十音順)

●審査対象課題
広告ボード(W5m×H2m) 2案
アドポスト(広告塔)(W2m×H6m) 1案
動物解説ボード(W2m×H2m)のイメージスケッチ 1案
製作図および表門内側の入口広場のイメージスケッチ 1案